マルは気が弱く、外ネコが餌場に集まって来ると自分は食べるのを止め、その場から隠れてしまいます。たまに、嫌いなネコが食べ終わって帰り際、マルが隠れている所に、たまたま帰り際近づいて来てマルに気付き、両者唸り声をあげにらみ合いをしている時、私が急いでその場に行き、喧嘩を止めようと手を上げると、そのネコは直ぐに去って行きますが、マルは当然のごとくその場にじっとしていて、そのネコが去ったのを確認してから、自分の餌箱の方へ移動して行きます。
最近、食べたい時位しか帰ってこないチビも、あまり見かけない外ネコのオスが餌場に近寄って来て、そのオスが弱そうと思うと、走ってそのネコの前に立ちはだかり、唸り声をあげにらみ合いします。同じように、その場に入って喧嘩を止めさせようとすると、そのネコは逃げ出し、チビはその場に動かず当然のごとく勝ち誇って、その後ゆっくりと自分の餌の方へ向かいます。普段のチビは、私が近づいて行くと、たまに逃げたりしますが、争い事がある時、私を味方だと分かり逃げません。
子猫の虎太朗は、食べ終わった外ネコを、私が早く帰そうと追いやると、一緒になって尻尾を立て背中を丸めて追いかけて行き、又直ぐに自分の場所に戻ってきます。常にこの場所に居る身近な虎太朗だから、私が味方であると分かっているのでしょうが、この場所から出て行ったチビも、覚えていて私が味方であることを忘れないでいます。
これらの味方とみるか、敵とみるかの猫の感じ方は、縄張りにも関係しているかもしれません。縄張りについてもこのブログで今後書いていきたいと思います。