それから1,2カ月が過ぎ、人に慣れていた方の1匹の子猫だけを残し、「ニャン太郎」ともう1匹の子猫は、この場所から突然姿を消してしまいました。残されたのは、毛が真っ黒で尻尾が曲がっているメス猫で、名前を「マル」と付け、内猫として外で世話をしていくことにしました。
それから半年位過ぎた頃、突然「ニャン太郎」が再び現れ、今度は、自分と同じカラーリングの白黒の子猫1匹を連れて帰ってきました。マルに餌を与える時、一緒に「ニャン太郎」と新しい子猫にも餌を与えていたところ、一週間もしないうちに「ニャン太郎」は、この白黒子猫をこの場所に残して、再び姿を消してしまいました。
この白黒の子猫はオスで、「チビ」と名付け、「マル」と一緒に内猫として外で飼うことになりました。
「マル」が生まれてから1年ほど経った頃、今度は「マル」のお腹が大きくなってしまいました。当時はなかなか捕まえられなくて避妊手術が出来なかったことを、当時はとても後悔しました。しばらくして、子猫を産んだ後に時期を見て、「マル」には避妊手術処置をしてあげました。