15.足音を聞き分ける、ミミズの動きもわかる

外猫日記 ダイアリー

家の玄関先で、内ネコのマルが餌を食べていると、時々食べるのを止め、首を延ばし周りを確認していることがよくありました。何か近づいて来ている雰囲気を気がついているようでした。

特に仲の悪いネコが近づいてきたりすると、直ぐに食べるのを止め、身を隠してしまいます。しかし仲の良い弟のチビが寄って来ると、見なくても分かっているのか、来るのを無視して食べ続けます。

家ネコのキキは、私の足音と、他の人の足音を遠く数十メートル先から聞き分けます。外から帰って歩いて来るのが私だと分かると、二階に居ても一階の玄関まで降りてきて、ドア越しに座って待っています。こんな音も聞こえるのか、と非常に驚いた事があります。

マルが、道路に面して建っている、1メートルほどの高さのブロック塀の上に寝そべっていると、急に立ち上がり、幅7メートルある道路の反対側の側溝に走って入って行き、枯葉の上に居た10センチ以上あるミミズを、捕まえようとしていました。

塀の上から溝にいるミミズはどう考えても見えないので、ミミズが枯葉の上を這う音を、聞き取ったのだと思います。これほど小さな音も聞き取れ、足音の判別もできる聴力を、ネコは持っているのです。

また、耳だけでなく目も人間とは違う特殊な能力があると思います。ネコは夜目が利く事は知られていますが、不思議なのは、小さな虫を直ぐに発見することです。蚊の様な小さな羽根の音を耳で感じその方向を確認したら、次に動いている物を見つける、目の異常な力で獲物を追いかけていました。

遠く草むらに居る虫も、動いていると目で追いかけています。異常な耳の能力と、動いている物を見つける目の力の連動で、どんなに小さな虫でも見つけてしまいます。